いろいろな事をやってこられた方なのでどのような肩書きを付けて良いのか解らないが、「アスキー創業者」というのが一番解り易いのではないだろうか。今日はその西和彦さんの講演会に参加してきた。
パーソナルコンピュータの創生、マイクロソフト、MPEG立ち上げ、NexGen(今のAMD製CPUの元)立ち上げなど、挙げればキリがないほど情報技術の世界では活躍されてきている。それらの業績から持っていた彼に対する私のイメージは、バリバリのMBA的ビジネスマンであった。しかし今日の講演を聴いていてそれは大きく変わった。
非常に現実的(つまり人間的)であり、かつ感性の鋭い、夢多き青年(年齢的にはおじさんだが)、これが新たな彼に対するイメージとなった。
講演会は興味深い内容が多く面白かったが、最後に彼が話したエジソンの言葉に関すること、それが今日の一言である。エジソンは下記のような言葉を残している。
”Genius was 1 percent inspiration and 99 percent perspiration”
一般的には以下のように訳されるであろう
「天才とは1%の閃きと99%の努力である」
しかし西さんは以下のように訳した、
「天才を成したものは1%の感動と99%の情熱であった」
彼は、「苦労したのではなく、エジソンは活動を楽しんでいたはずだ。だからこそ、いいものが実現する」と言っていた。ついつい努力という言葉を使ってしまうが、確かにあるレベルを超えるには努力ではなく楽しむことが必要だろうなということは、凡人である私にも少しは理解できる。それが今日の西さんの講演を聴いていて、少し確かなものになってきた。
さて、今日の一言は何か? 99%の情熱? 違うのです。西さんが講演会の最後の最後に言った言葉、それが今日の一言です。
「でもね、やっぱり天才かどうかの違いは1%の閃きが有るかどうかなのです」
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